40代からの皮脂ケア相談室〜アブラ不足を解消せよ!

皮脂腺が多い部位は乾燥しにくく、皮脂腺が少ない部分は乾燥しやすい

皮脂を分泌する皮脂腺は顔の中心(Tゾーン)に集中しています。「ニキビや毛穴トラブルが発生する部位=皮脂腺が多い部位」と思ってもらってOKです。

顔以外であれば、「頭部・胸部・背中・ワキの下」も皮脂腺が多いですよね。毛穴詰まりのブツブツができやすいですし、体臭の発生源でもあるので、イメージしやすいと思います。

こうした皮脂腺が多い部位は乾燥に強いといえるんですが、その他の皮脂腺が少ない部位は、乾燥にひどく弱いです。 加齢による皮脂の分泌量の低下はもちろん、気温や湿度の低下による乾燥にもモロに影響を受けてしまいます。

30〜40代以降の皮脂不足の影響は、顔よりもむしろ腕や足といった部分のほうが深刻かもしれません。 なので、顔以外の皮脂ケアも実はすごく重要なんです。

お腹であったり、腕や足にあらわれやすい老人性乾皮症という皮膚疾患がありますが、皮脂不足が原因の1つで、 男性よりも女性のほうが早く症状があらわれて、深刻になりやすいといいます。

30歳を過ぎれば、毎日シャンプーしないほうがいい!?

頭皮から分泌される皮脂には頭皮の乾燥を防ぐとともに髪を保護する働きがあります。

ほとんどの人は頭皮の皮脂はニオイの原因になるからと、毎日シャンプーして洗い落としていると思いますが、 皮脂が減りはじめる30代以降も同じようにシャンプーしていると、頭皮が皮脂不足になってしまうことがでてきます。

年齢とともに髪のハリやコシ、毛量が減ってきてしまうのは事実ですが、30〜40代であれば、 洗いすぎで頭皮や髪に必要な皮脂まで落しすぎていることが髪のボリューム不足の原因であることも多いんです。

シャンプーで頭皮の皮脂を取り過ぎてしまうと....

・乾燥して、フケやかゆみがでてくる。
・頭皮の乾燥を補おうと余分に皮脂が増えてしまう。
・皮脂に栄養が取られるため毛が細くなる。
・頭皮が硬く、薄くなるなど髪が生える土壌が痩せてしまう。

⇒薄毛やハリ・コシのなさ、ボリューム不足の原因に!

というわけで、皮脂が減り始める30代以降は、毎日シャンプーするというのは控えたほうがいいかもしれません。 余分な皮脂や汚れは湯シャンでも落ちますから、シャンプーを使って髪を洗うのは2〜3日に1回ぐらいに留めておいたほうがいいです。

頭皮の皮脂を守るための新しい習慣

・シャンプーする回数を減らす
・頭皮をゴシゴシこすらない
・湯シャンするときはお湯の温度は35度付近

ポイントはお湯の温度です。36℃以上だと皮脂が落ちすぎますし、温度が低すぎると今度は皮脂が落ちません。 シャンプーも髪と頭皮のことを考えると「石鹸シャンプー×クエン酸リンス」の組み合わせが最強です。

冬はさらに悪化!全身の乾燥チェックシート

ひじがうずまき状に粉を吹いている

ひざが白くなっていて、曲げるとつっぱって痛い

かかとがひび割れてストッキングが伝線する

すねがかゆい。粉を吹いたようになっている

関節の皮膚が固くなっている

顔に比べて腕や足は血行も悪くなりやすく、皮脂腺も少ないことから乾きやすいです。

気温や湿度がぐんと低くなる冬は、外気に肌の水分が奪われてしまうので、肌が乾燥しやすくなりますし、 低い気温が肌の新陳代謝を低下させてしまうことで、肌のバリア機能の形成が不十分になるため皮脂を作る力も弱まります。

そもそも皮脂は脂ということもあり、低温では固まってしまうこともあって、気温が低い状態ではスムースに皮脂が分泌されなくなります。

こうしたこともあって、ひじやひざ、太ももやすねといった部分は、強烈に乾いてしまうんですね。 なので、30代以降、さらに冬場ともなると全身のあちことが乾くし、かゆみがあるといったことに悩まされてしまうはずです。

冬になるとひじやひざ、二の腕や太もも、すねが乾燥するのは...

・皮脂腺が少なく、皮脂がもともと少ない。
・気温が下がり、代謝が落ちると肌のバリア機能に影響がでる。
・湿度が下がると肌の水分が奪われやすくなる。
・皮脂が低温で固まってしまってスムースに分泌されなくなる。

皮脂が減り始める30代以降は、全身が乾燥しやすくなりますから、保湿クリームというのは手放せなくなると思います。 また、お風呂で全身をゴシゴシ洗うというのも乾燥を促進してしまうので、お湯で軽く洗い流すだけでいいと思います。

そもそもそんなに身体は汚れてませんから。

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