40代からの皮脂ケア相談室〜アブラ不足を解消せよ!

皮脂の材料は中性脂肪。だから糖質の摂取が大事です。

甘いものや脂っこいものを食べた後は、肌がベタつくような気がすると思うんですが、これは勘違いではありません。 糖質は皮脂の材料となり、動物性脂質は皮脂腺を活発化させるので皮脂が増えます。

肉や乳製品など動物性タンパク質や脂質が皮脂腺を刺激して皮脂を増やしてしまうというのは、毛穴やニキビに悩んだ人にとってはよく知る話なんですが、 糖質(炭水化物)の過剰摂取が皮脂を増やすということについては知らない人が多いと思います。

ご存じのとおり糖質(炭水化物)は中性脂肪としてお腹に蓄えられます。このときに中性脂肪の一部は皮脂にもなるんですね。 そのため糖質をたくさん摂れば摂るほど、余剰分が中性脂肪になり、皮脂にもなります。だから皮脂が増えるんです。

ということで、皮脂を増やそうと思ったら糖質をたくさん摂取したほうがいいんですが、太ってしまいますし、糖化にもつながって老化を促進してしまうので、 実はあまり糖質の大量摂取というのはエイジングのことを考えると好ましくありません。

摂取するのであれば、ビタミンやミネラルを含み、食物繊維が摂れる玄米や果物から糖質を摂取するのがおすすめです。 抗酸化力も考えると果物が一押しです。とはいえ、摂りすぎにはくれぐれも注意するようにしてください。

糖質は皮脂の材料になるもの。果物から摂取するのがおすすめです。

動物性タンパク質と脂質は皮脂腺を肥大化させる

ニキビや毛穴に悩む思春期には動物性タンパク質と脂質は控えるようにいわれますよね。 それもそのはずで、肉や乳製品は皮脂腺を肥大化させてしまうからです。

若いころはただでさえ、皮脂腺が活発なのに、そこにさらに食べ物の影響で皮脂腺を肥大化させてしまっては、テカリやベタつきがひどくなってしまって 大変なことになってしまいますが、皮脂量が20代の半分しかなくなる40代では話が違ってきます。

動物性タンパク質と脂質を食べている人といない人では、皮脂の分泌量に大きな差がでてきてしまうので、肌のハリ・ツヤ・カサつき具合が全然違ってくるんですね。

ダイエットのための動物性タンパク質や脂質を食べるのを制限したことがある人はよくわかると思いますが、本当に肌がカサカサになってしまいます。 これは皮脂の分泌に影響することもありますし、肌はタンパク質でできていますから、タンパク質不足になってしまうと健康な肌が維持できなくなるからです。

皮脂の分泌を促すためだけでなく、健康な肌を維持するためにも30〜40代女性は動物性タンパク質を1日50gを目標に摂取するようにしましょう。 日本人女性のほぼ全員がタンパク質不足だといいます。植物性のタンパク質にこだわる人もいますが、 人間の体に近いアミノ酸組成を持っている動物性タンパク質のほうが吸収されやすいです。

カロリーが心配ならささみや赤身を選ぶなど工夫しましょう。

皮脂のためだけでなく、肌の健康のためにタンパク質は必須です。

オメガ3系脂肪酸は40代の肌には欠かせない脂質です。

青魚に多く含まれるDHAやEPA、エゴマ油、シソ油、亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸はオメガ3系脂肪酸に分類される脂肪酸であり、 生活習慣予防や健康維持、美肌作りには欠かせないといわれています。

美肌作りにオメガ3系脂肪酸が欠かせないといわれるのは、このオメガ3系脂肪酸が全身60兆もある細胞の細胞膜の構成成分であること、 そして女性ホルモンの材料になるものだからです。

細胞膜がきちんと形成されなければ、肌の細胞分裂に支障をきたしますし、本来の働きが行えなくなります。 肌でいえばターンオーバーが乱れるなど代謝機能に影響がでてしまうので、肌の乾燥や肌荒れにつながります。

同時に女性ホルモンの材料でもあるわけですから、オメガ3系脂肪酸が不足してしまえばホルモンバランスを乱す原因になってしまうのはいうまでもありません。 ホルモンバランスと皮脂が密接な関係にあるというのはご存じだと思います。

40代ともなるとホルモンバランスの変化や代謝の低下など肌の衰えも目立ってくるわけですが、そうした症状の対策にオメガ3系脂肪酸というのは大変役立つものなんです。

残念ながらこのオメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸ということからもわかるように体内で合成できません。食事から摂取するしかないんですが、 現代人の食生活では圧倒的に不足してしまっているのが現状です。もっと青魚を食べなきゃいけません。

オメガ3系脂肪酸は細胞レベルで必要な栄養素。抗老化効果も高いです。

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