40代からの皮脂ケア相談室〜アブラ不足を解消せよ!

適度な皮脂の分泌には皮膚温が重要だった!?

皮脂は脂ですから温度が高いほうがスムースに分泌され、温度が低ければ固まってしまいます。夏になると皮脂の分泌が多くなり、 冬になると少なくなってしまうのも、こうした脂の特性が少なからず影響しているからです。

事実、皮膚温が4℃上がると、皮脂量は2倍になるといわれていますし。

また、皮膚の温度とバリア機能は密接な関係があるようで、皮膚温が28℃を下回るようになると、バリア機能の回復力が落ちてしまうんだそう。 皮膚温が下がってしまうと、血行が悪くなり、肌細胞の活動そのものが低下してしまうのがその理由でしょうね。

そのため、強固な肌のバリア機能を維持しようと思ったら皮膚温を33℃前後に保つ必要があります。皮膚温は外気温の影響を受けるので、 真夏であっても冷房がガンガン効いている部屋にいるようなら当然、皮膚温は下がって、肌冷えを起こしている状態といえます。

いずれにせよ、肌の乾燥を防ぎ、適度な皮脂の分泌を維持するためには肌の“保温”も重要だってことです。 (※皮膚の表面温度を測定しようと思ったら「サーモ・ピッパー:15,750円」のような測定器が必要になります。)

皮脂温を上げるには何をしたらいい!?

シャワーで済ませず、湯船に浸かるようにしよう。

身体を冷やす食べ物は避けよう。

温性の食品を積極的に食べるようにしよう。

タバコは止めよう。

運動しよう。

規則正しい睡眠を心がけよう。

マッサージをして血行を促進しよう。

冷え症対策とほとんど一緒ですね。体を温めて血行を促進することが結果的に皮膚温を高めることになります。 とはいえ、平熱がある体温と比べて気温や環境の変化の影響を受けてしまうのが皮膚温の特徴です。

そのため厳密にいえば、皮膚温を高めるというよりは皮膚の温度調節機能を鍛えるというのが正しいです。 皮膚には毛細血管が張り巡らされており、その血流量によって皮膚温は変化します。そのため日頃から適度に温めたり、冷やしたりと血液調整機能に刺激を与えておくと気温の変化にも柔軟に対応できるようです。

お風呂に入ったときに冷たいシャワーと熱いシャワーを交互に浴びるとか、運動するといったことが血管の収縮を促す効果もありますし、温度調節機能を鍛える方法としては一番いいような気がしますね。

皮膚温が上がることでかゆみがでてくることも...

皮膚の温度が上がれば、皮膚の分泌量は間違いなく増えます。そのため皮脂不足の肌にとっては皮脂温を上げることはプラスに働くはずですが、 乾燥肌の人のなかには皮膚の温度が上がるとかゆみが増すという人もいます。アトピー肌は特にそういう傾向があるので、様子をみながら気を付けるようにしてください。

皮膚温を上げて皮脂の分泌を促すマッサージ

血行を促進する手っ取り早い方法にはお風呂に入ったり、運動するほか、マッサージをするということもあります。 マッサージをすることで老廃物が流れてたり、血流がよくなれば皮脂も増えるだろうというのが狙いです。

顔周りのリンパを流し、血流をよくする

@ おでこの中心からこめかみに向かってリンパを流します。
A こめかみ⇒耳の前⇒耳の付け根⇒耳の後⇒首筋へ。
B 鎖骨の上下を中心に外側に向かってリンパを流します。

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