40代からの皮脂ケア相談室〜アブラ不足を解消せよ!

皮脂が不足してしまうことで起こる肌トラブルは?

※トップページにあるものを補足しました。

肌のバリア機能が低下して、乾燥肌・敏感肌になる

皮脂は汗とともに肌表面に皮脂膜をつくり、外部刺激から肌を守り、肌内部の水分蒸発を防いでいます。皮脂が不足してしまうということは、 この皮脂膜の形成が不十分になってしまうということなので、外部刺激の影響を受けやすくなって敏感肌になったり、 肌内部の水分が逃げてしまうようになるので乾燥肌になります。

肌がアルカリ性に傾くことによる肌荒れ

皮脂や汗に含まれる成分により肌は弱酸性を保ち、細菌やカビの増殖を防ぎ、肌の常在菌のバランスを保っています。皮脂が不足してしまうと、 アルカリ中和能が働きにくくなるため、常在菌のバランスが崩れ、細菌やカビも増殖しやすくなるため肌荒れを起こしやすくなります。

肌ツヤ、肌の柔らかさの低下

タンパク質に油分を与えるとツヤがでて、表面がなめらかになるのは皮製品のお手入れに油を使うことでも明らか。 肌表面も同じで油分があることでツヤがでますし、柔らかくなります。目元に小じわができやすいのは皮脂不足によって、 皮膚が硬くなり、動きにもなめらかさがないので、折りジワがつきやすいためです。

皮脂の過剰分泌によって引き起こされてしまう肌トラブルは?

毛穴が押し広げられて目立ってしまう

皮脂腺が肥大化して皮脂がどんどん分泌される状態だと、毛穴が押し広げられるので毛穴が大きくなって目立つようになります。 10〜20代の若い人のなかには鼻の毛穴が目立って悩んでいる人が結構いますが、皮脂分泌が過剰な証拠です。 鼻パックをするのはあまりよくないといわれていますが、毛穴を押し広げるので、2週間に1回ぐらいはやったほうがいいです。

ニキビの原因になる

厳密にいえば、ニキビは毛穴詰まりができて、皮脂をエサにアクネ菌が増殖して炎症を起こするとできるものなので、「皮脂分泌が多い=ニキビができる」というわけではないです。 ただ、皮脂が多いというのはニキビができやすい条件の1つになります。皮脂が多い男性のほうが女性に比べてニキビができやすい&悪化しやすいことからも明らかです。

酸化ダメージによって、シミ・くすみ・シワなど肌老化を早める原因に

余分な皮脂が放置されて空気や紫外線に触れると過酸化脂質という刺激物質になり、肌細胞にダメージを与えるようになります。 肌細胞が酸化することで、老化が進むので、シミ・くすみ・シワといったエイジングサインもでてきます。肌のphが酸性に傾きすぎて、脂漏性湿疹などの皮膚疾患の原因になることも。

皮脂は多すぎても少なすぎてもいけません。

10〜20代のころに毛穴やニキビといった皮脂の過剰分泌による肌トラブルに悩まされなかった人は、30〜40代になって皮脂不足による乾燥や肌荒れに悩まされるケースが多いです。

逆に10〜20代のころに過剰な皮脂に悩まされた人は、30〜40代になっても乾燥や肌荒れに悩まされないといったことが起きてきます。 長い目でみると、肌質の悩みというのは、バランスが取れているんですね。

皮脂が少なければ肌を守る力が低下しますが、だからといって多くてもテカリやニキビなどのトラブルのもとになってしまうものなので、 適度なバランスを保つということが非常に重要になります。

混合肌のように脂っぽいところもあれば、乾燥しているところもあるといったように同じ顔のなかでも皮脂の状態は違いますし、 食べ物や睡眠、スキンケアの影響を受けても刻一刻と変化するものなので、皮脂ケアは「これをすれば大丈夫!」というほど単純なものではないんですね。

一筋縄ではいかない皮脂ケアですが、「余分な皮脂は取り除き、潤いを守るところは守る」というのが大原則なのは間違いありません。

『皮脂について』の他メニュー